──デビュー当時は、福岡から上京したばかりだったのですか?
高校を卒業し18歳で上京して、デビューしたのは19歳の時でした。最初の1年は友だちもいなくて、暇すぎてずっと図書館で本を読んでいました(笑)。
──「デビューした」と実感したのは、どのタイミングでした?
それもよくわからないんですよね。当時すでにインディーズで『full bloom』を出していたし、「メジャーとインディーズで何が違うんだろう?」みたいな感じでピンときていませんでした。一番大きな変化を感じたのは、「Soup」をリリースしたときですね。メジャーデビューから1年後のことだったのですが、あの曲をきっかけに音楽番組に出演するなど、それまでとは違った規模の世界に突然飛び込むことになりました。会場の規模も一気に大きくなり、必死に対応しようとしていました。でも、あまりにも新しいことばかりで、ほとんど覚えていないんです(笑)。もっと味わえたら良かったのですが。