──デビュー当時は、福岡から上京したばかりだったのですか?
高校を卒業し18歳で上京して、デビューしたのは19歳の時でした。最初の1年は友だちもいなくて、暇すぎてずっと図書館で本を読んでいました(笑)。
──「デビューした」と実感したのは、どのタイミングでした?
それもよくわからないんですよね。当時すでにインディーズで『full bloom』を出していたし、「メジャーとインディーズで何が違うんだろう?」みたいな感じでピンときていませんでした。一番大きな変化を感じたのは、「Soup」をリリースしたときですね。メジャーデビューから1年後のことだったのですが、あの曲をきっかけに音楽番組に出演するなど、それまでとは違った規模の世界に突然飛び込むことになりました。会場の規模も一気に大きくなり、必死に対応しようとしていました。でも、あまりにも新しいことばかりで、ほとんど覚えていないんです(笑)。もっと味わえたら良かったのですが。
<藤原さくらコメント>
武道館…。字面を見れば見るほど
実感がありませんが、やります!
とても10周年っぽい!
これまでの10年、自分でも「本当にやれるのか…?」ということに挑戦してきた方なのではと自負していますが、こちらが10周年イヤーの最後に挑戦するBIG MOUNTAINとなります。
これまでは自分の足りないところばっかりが目についていましたが、何かを失って尚、手に入れたものも、持ってるものもたくさんあると気付きました。
武道館という伝統ある場所で、新しい軽やかなわたしを見てもらえるのが、今はとてもとても楽しみだし、嬉しいです。それまでにもう一皮剥けて臨む所存です。
遂に皆さんに、わたしの精神的ビキニを披露する時が来ました。見せれる身体ならぬ、魅せれる心にしておきます。
愉快な仲間が大集結の大音楽会。
いろんな音の飛び交う楽しいお祭りになることでしょう~!お待ちしております!